ビルの換気扇を良い状態に保つ
高層階のビルなどは安全性を確保するために、窓が少ししか開かないように設計されているものも少なくありません。そうなると換気を行うために、換気扇を良い状態に保つことが求められます。換気扇はホコリや大気中の汚染物質が付着しやすい場所なので、掃除をせずにそのまま使用していると表面に汚れが付着してしまいます。それがかなり重なってしまうと、換気扇の機能が低下してしまったり、時には詰まってしまい稼働しなくなることもあります。
そこで良い状態を保つためには、定期的に掃除をすることが必要です。取り外しを自分で行うことができるので、ファンの部分を中性洗剤で洗うことによって表面の汚れを取り除くことができます。取り外しが難しい部分に設置されているときには、専門の清掃業者に依頼をするという方法があります。定期的に掃除をすることによって、正常に稼働させることができますから、室内の換気も正しく行われて快適に過ごすことができます。
換気扇を用いてビルの結露をなくす工夫をしよう
夏でも結露がおきることをご存知ですか。冬におきるものは、窓ガラスなどの見える部分に発生するのでわかりやすいですが、夏はビルの基礎部分や壁のなかで起こりやすくなるので、カビやダニが発生してから気づくことも少なくありません。
夏の冷房時は、外の高温多湿な空気が壁の中に大量に流れ込むので、冷房で冷やされて壁の中で内部でおこります。30度
湿度50%の場合に結露が発生する温度は18度ですが、湿度80%では26度以下で発生する状況になってしまいます。この状況は、カビやダニの発生につながり健康上良くありません。室内の場合は常に水蒸気の発生を抑える必要があります。ここで威力を発揮するのが換気扇になるのです。例として24時間換気を取り入れ換気扇を設置した場合には、ビルの場合機密性や断熱性に優れていますから空気の流れを作り出す換気扇が効果があることが実証されています。壁の中・床下にすべての空気の流れを作り出すことになります。冷暖房の換気をすることも効果があるのです。