ビルの換気扇は定期的な掃除を
ビルに設置されている換気扇は、定期的な掃除が必要です。高速で回転しているため汚れなどつかないように思えるかもしれませんが、実際にはホコリや油などでとても汚れやすいからです。そのまま使っているとカビの温床にもなり、室内の空気を非衛生的なものにしかねません。さらにホコリが溜まることでエアフローの能力が低下し、排出能力も失われてしまいます。できるだけきれいにしておくよう心がけてください。
掃除方法としては、羽根の部分を取り外して、洗剤液に漬け込んで洗い流すだけです。油汚れがひどい箇所については、食器用洗剤などを使用すると良いでしょう。
このように洗うこと自体はそれほど難しくありませんが、取り付けられている場所から外すのは至難の業です。多くの場合、換気扇は高所に取り付けられているため、素人が外そうとするとケガをする恐れもあります。
安全かつ確実にきれいにするためにも、専門の清掃会社に依頼することをおすすめします。プロが作業を行うため、落としにくい汚れもすっかりきれいにしてくれるはずです。
気になるビルの換気扇の設備について考えてみよう!
ビルにオフィスなどがある場合、換気扇の設備が気になるという方もいるでしょう。換気扇の性能が悪い場合には、室内に臭いがこもってしまうなどの問題が出てくる可能性もあります。実際に性能が悪いときには、ダクトの中が汚れていて思うように換気ができていないかもしれません。だからといって注意が必要になるのが、換気扇やダクトはビルの共用部分なのでオフィスを借りていても自分ではどうにもできないという点です。
そこで換気扇やダクトで気になる点がある場合には、管理者側に相談するようにしましょう。相談することで、業者に依頼して清掃してもらうなどの対応が行ってもらえます。ただし清掃方法によっては、その日は建物が使用できないなどのこともあるので注意しましょう。またダクトなどの点検は、1年に1回ほどのペースで行うことが大切なポイントです。もしも管理者側の管理がずさんな場合には、何らかの対策を考えることも必要な点になります。